紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

雪の日に

寒い、雪の朝になりました。

遠くで暮らす人を想う時
空にかかる月や星を見て
同じ月、同じ星を見ることができる幸いに
胸に小さな灯りがともります。

空はつながっていると
心強く思うのです。

でも
雪の舞い散る時
この雪は、あの地に降る雪ではないと知り
天気はけっして繋がっていないと判る時

冷たい雪は、なおいっそう
空から勢いを増して降りてくるように思えます。

それでも、小さく願います。

あの人が、寒さで震えていませんように。
かの人が、淋しくありませんように。