紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

10年一緒にいられたら

今週のお題は「10年」だそうです。

「10年」

前にも書きましたが、物にとても愛着を感じてしまうタイプです。
とにかく捨てることが苦手です。
そのため、何かを買う時には
「少なくとも10年、使えそうかどうか」を考えてしまいます。

使い捨てボールぺーンなどが苦手で…。
インクが全部なくなっても、「捨てたらもったいない」
途中で壊れてインクが出なくなっても「なんとかならないかな」とか
考えてしまうタイプです。
(やっかいな人ですね…)

そんな訳でお気に入りのボールペンはこれ。

約10年前に購入しました。インクがなくなれば、中身の芯を替えれば、
いつまででも利用可能です=^_^=
箱根の寄木細工のものです。
2本持っていますが
一本一本、模様や木の色合いが微妙に違っていて、
たいへん風情があります。
手帳と共に日々持ち歩いていますが
いまだに使えるすぐれ物。
次の10年も一緒に過ごしたい品です。


こちらのブックカバーも、けっこう長いお付き合いの品々。

これはまだ7年目くらいかな?
でも、10年は軽く大丈夫そうです。

会津木綿というとても丈夫な布でできています。
こちら、色や織の具合がとても好きで
しかも手触りが抜群なんです。
7年使っても色あせないし(直射日光に当てたら駄目ですよ(^_^;))
ますます手になじんでくるし
なんといっても飽きません。

こんな小物でも、10年といわず、長い間ずっと寄り添っていられるのが、幸せです。

写真はありませんがもう20年着ているワンピースもあります。
流石にデザインが似合わなくなってきましたので
最近は娘が着るようになりました。

1〜2年でお別れする物や服よりも
こうやって、10年、20年の単位で一緒にいられる物たちに囲まれている生活が
自分にとっては心落ち着きます。

さて、本読みサイトなので、せっかくなので、おすすめ本の紹介を

最近映画になったので、ご存じの方も多いかと思います。
漫画で6巻完結です。

ゆっくり楽しんでいるので、まだ4巻までしか読んでいませんが(^_^;)
長く自分の人生に寄り添ってくれる服を
作ってくださる人々の物語です。
淡々とした雰囲気の中で
人の間にある優しさ、哀しさ、思いやりが
とてもやわらかに、でも、胸をつく表現でされています。