紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

ベフゾト・アブドゥライモフさんのCD

ベフゾド・アブドゥライモフさん。
以前テレビでアシュケナージ氏とのラフマニノフのコンチェルト3番を弾いていらっしゃるのを聴いて、とても印象に残っていたので
CDを購入してみました(*^_^*)

購入したCDはこちらです。

プロコフィエフ:ピアノソナタ第6番/リスト:メフィスト・ワルツ第1番 他

プロコフィエフ:ピアノソナタ第6番/リスト:メフィスト・ワルツ第1番 他

サンサーンス「死の舞踏」
プロコフィエフ「悪魔的暗示 作品4の4」
プロコフィエフピアノソナタ6番」
リスト 「孤独のなかの神の祝福3曲」
リスト「メフィストワルツ1番」


アブドゥライモフさん、
以前こちらのブログにも書きましたヤン・リシエツキさんと並んで、
最近個人的に注目している若手ピアニストです。

アブドゥライモフさんは1990年9月11日生まれ、現在ええと?24歳かな?
ウズベキスタンタシュケント生まれだそうです。
そういえば、ヤン・リシエツキさんは1995年3月23日生まれの19歳
で、私が大好きな牛田智大さんは1999年10月16日生まれの15歳

あら、皆さん1990年代生まれ。そして似たような年の差なんですね。

ええと、そうじゃなくて。
アブデゥライモフさんの紹介として、ユニバーサルさんのリンクを貼っておきます。
http://www.universal-music.co.jp/behzod-abduraimov


今回のCD、ちょっと悪魔的な超絶技巧の曲が多かったのですが
懐の深い悪魔、みたいな(笑)
色気のある音で、チャーミングなんです。

「死の舞踏」やプロコフィエフ、「メフィストワルツ1番」などでは
音に、どすんと胸に落ちるような、重量感があります。
そして、「孤独のなかの神の祝福」の、やわらかく、美しいこと!
大迫力であると同時に、繊細で清らか←ここポイント高いです!!

気付くと音に感情が巻き込まれて、ぐるぐる回っているみたいです。

遊園地の怖い系遊具でぶんぶん振り回されて
「いやあ。怖い〜。楽しい〜〜〜!!」みたいな。
それで、ふ、とした間や、そっと置かれた音に、すとっと寂しさとか、せつなさを感じるのです。
しかも休符や、一瞬の「ため」が、ぞっとするくらい美しいです♡
休符や「ため」、演奏後の余韻の美しい音楽って、大好きです(*^_^*)

演奏のリンクを貼りつけておきます。
良かったら聴いてみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=RQKXRG9cyMo

https://www.youtube.com/watch?v=Wo7iX36eTq4

この方の演奏も、かなうことなら、一度生で聴いてみたいです!