半分愛して
半分愛して
半分愛してください
のこりの半分で
黙って海を見ていたいのです
半分愛してください
のこりの半分で
人生を考えてみたいのです
詩人の寺山修司さんの詩です。
どちらかというと、愛に溺れてしまうタイプだった学生時代(笑)
この詩に出会って、愛しかたのコツがわかったように思いました。
全力で愛を求め合ったら、お互いつぶれちゃうんだって(^^ゞ
これくらいのスタンスで愛を育むことができたならって思いました。
でも、同時にわかったのです。
ああ、そうか。
半分愛してくださいって
相手を信頼して、相手の愛を心から信じていなくては
できないんじゃないかって。
そう思ったら、泣けてきて
そうしたら、こんな詩もあったのです
『なみだは、人間のつくるいちばん小さな海です』
同じく、寺山修司さんの詩でした。