紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

それは、恥ずかしすぎると思うの

今週のお題は「ひな祭り」ですね。

もうすぐ3月3日、「ひな祭り」

今日、大型スーパーにお買いものに行ったら
「ひな人形」が店頭展示販売されていました。
本日大安ということで、最後の売り出しだったみたいです。

最近は、お雛様も桃色や紫の御衣裳でかわいらしいのが
多いのですね(*^_^*)

ところがひとつ、ものすご〜〜〜く気になったことがあります。
売り場がオープンスペースであること、
そして、大型スーパーの売り場であることで仕方ないとは思うのです。
これはきっと、お人形へのいたずら防止であり
盗難防止なんだろうとは思うのです。

でも、だからって!!
お内裏様とお雛様の、あの格好は、ないと思うんです!!

お雛様、扇を持っていらっしゃらないし、
お内裏様、笏を持っていらっしゃらないどころか
烏帽子までかぶっていらっしゃらないんです!!
ぎゃああ。恥ずかしい。この格好でずっといらっしゃるなんて!!

一緒に買い物に行った娘に
「ねえ、この売り方は酷過ぎない?」
と聞くと
「お母さん、その感覚は、平成の現代の人は気にしないところだから
(-_-;)」
とたしなめられました。

そうなんですね。そうなんですけれど。
あの…、平安時代の常識では
御姫様が扇も持たずにお顔をさらしていらっしゃるなんて
もう「ありえない!!」「はしたない!!」って恥ずかしいことですし
お内裏様が烏帽子をかぶっていらっしゃらないなんて
今でいったら、パンツ一枚でふらふらしているくらい
恥ずかしいことなんです!!!!
ぎゃあああ。
お願いだから、こういう展示はやめてあげてください(>_<)

いたたまれなくなって、すぐに売り場退散です。

さて、今週の本の紹介です。
また漫画です(笑)

超訳百人一首うた恋い。の番外編です。

本家「うた恋い。」は、百人一首を味わうのに
大変素晴らしいテキストだと思っております!!
平安時代の実は細かい決まり事なども守りながら
しかも現代風に大胆にアレンジし(彼ら、ケータイ持って、写メ撮っていたりもするから!)
和歌を現代に通じる表現で、「その気持ち、わかる」と思わせてくれます。
和歌の入門書として、中学生にも薦めたいです。
(あ、和歌なんで、わずかに大人な表現があります。お子さんにプレゼントする時は、そのあたり気を配ってください(^^ゞ)
ちなみに「うた恋い。」現在4巻まで発売中です。自分は1巻の定家の歌と
2巻の小町の歌の漫画が特にお気に入りだったりします(*^_^*)
「うた恋い。」ホームページはこちら
http://www.utakoi.jp/index.html

番外編の「うた変」は、もうほんのちょっぴり大人な(平安ものだから、もう許して…)四コマ漫画です。
平安時代の有名な(?)小話
「実方、行成、冠事件」も爆笑漫画となっております(笑)
ときめいたり、笑ったりしている間に
和歌や平安時代への理解が深まります(*^_^*)