紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

8月分読書メーター まとめ

もうこれ、一週間分の読書量なんじゃなかろうか?というくらい
読めてないです(>_<)
しばらくは、この状態が続くかな?

中村紘子先生、治療に専念なさるとのこと。
わが父も同じ病で、ずっと治療に付き合ってきた自分にとっては
大変胸が痛む想いがします。
少しでも楽になれますように。そして
また復帰してくださることを、願わずにいられません。

読書のほう、
今、やっとドストエフスキーの「悪霊」にとりかかりました。
夏の間に読む予定だったのに!!
なのに、結局他の本にも浮気中だったりして(苦笑)


2015年8月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1252ページ
ナイス数:162ナイス

コンクールでお会いしましょう―名演に飽きた時代の原点コンクールでお会いしましょう―名演に飽きた時代の原点感想
こういった本を読むと、ますますコンクールに行きたくなります。今年はチャイコフスキーコンクールもありましたし、これからショパンコンクールも本選が始まります。これらのコンクールはネット中継で聴くことになるのですが、浜松のコンクールなら、生で聴きにいけるかも!と思ってしまったりして(笑) 「豊かな社会」と芸術についての考察には、考えさせられることが多くありました。
読了日:8月17日 著者:中村紘子
ちはやふる(28) (BE LOVE KC)ちはやふる(28) (BE LOVE KC)感想
「言ってほしい言葉をくれる人間に、人は簡単に操作されるよ。そんな簡単な人間になるな」と言ってくれる机くん、「強さは絶望にもなるけど夢にもなるから、それにふさわしい存在であることが勝者の責任」とか、やっぱりたくさんのツボをつく言葉がたくさんあって、胸がずきずきしました。太一を待っております(*^_^*)
読了日:8月15日 著者:末次由紀
神様のボート (新潮文庫)神様のボート (新潮文庫)感想
再読。葉子の一途な狂気が哀しい。地に足をつけることを拒み、恋に殉ずることを決めた時点で、葉子の心は生を突き抜けてしまったのかもしれない。それが「神様のボート」に乗ってしまったということなのだろうか。それでも、子供を持った今だから思うのだけれど、娘を手放すことのできた葉子は、全ての宝物を心から愛したのだろう。あとは、草子のたくましさを信じるしかない。
読了日:8月5日 著者:江國香織
プーシキン全集〈1〉抒情詩・物語詩1 (1973年)プーシキン全集〈1〉抒情詩・物語詩1 (1973年)感想
図書館本。素晴らしい!これが今では手に入らないなんて、なんてもったいない。抒情詩もよかったけれど、物語詩が秀逸。「ルスランとリュドミラ」(序曲だけがやたらと有名ですが)の詩の美しいこと!そして「天使ガブリエルの詩」強烈すぎ!!プーシキンが後難を恐れて自筆原稿を破棄したのも納得。マリアがサタン、ガブリエル、聖霊に次々誘惑されております(^_^;)プーシキン、茶目っ気たっぷり、ロマンティックに花のような言葉を紡ぎだす天才!いつか原語で読んでみたい!!
読了日:8月1日 著者:

読書メーター