紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

浜松国際ピアノコンクール

こちら、HPが新しくなってから、まだ慣れずにとまどうことも多いです。

以前できていたカテゴリーに分けたりとか、できないのかなあ?とか

カウンターが貼れていなかったりとか……。

 

11月は、浜松のピアノコンクールに出かけています。

11月9日から25日まで行われています。

今年は、私が大好きなピアニストの牛田智大さんが参加されているのです。

 

会場までそれほど遠くないのをいいことに、

1次予選から通っていました。

 

牛田さんが弾かれてきたプログラムはこちら。

 

1次:リスト 超絶技巧練習曲 第1番 「前奏曲

   プロコフィエフ ピアノソナタ7番

 

2次:佐々木冬彦 SACRIFICE

   ショパン バラード1番

   ラフマニノフ ピアノソナタ2番

 

3次:モーツアルト ピアノ四重奏1番

   シューベルト即興曲 Op.90-3

   リスト ピアノソナタ

 

そして、これからの本選で弾かれる曲が

 

ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番

 

 

牛田さんがデビューされてから、今まで弾かれてきた

とても想い出深い曲がたくさん詰め込まれています。

 

はじめに、このプログラムを見たときに

「全部聴くことができたら、なんて幸せだろう」と思ったのです。

私にとって大切で、大好きな曲ばかりだったのです。

 

昨日、3次予選発表で、本選の曲も聴くことができることになりました。

とても嬉しくて嬉しくて、たまりません。

 

 

2014年、もう4年も前になりますね。

プロコフィエフラフマニノフソナタを聴かせていただき

本当に心の底からびっくりして、感動しました。

なんてすごいピアノを弾くのかと。

心揺すぶられて、魂に刻み込まれるピアノでした。

何日も、耳に胸に音楽が残り、圧倒されました。

 

或る意味、私の生活を、変化させるきっかけともなった

リサイタルでした。

 

モーツアルトも大好きな作曲家です。

 

そして、リストソナタ

 

これは、2年前の、ちょうど11月。奈良で聴かせていただき

これまた、度肝を抜かれまして

本当にとんでもないピアニストだと驚いたのです。

 

牛田さんにとって、今回のプログラムは、中村紘子先生に捧げるプログラムなのだと新聞やインタビューにて伺いました。

 

自分は、あまりうまいこと言葉を紡げる人間ではないのだなあと

最近しみじみ実感するのです(笑)

特に、本気で想っていることほど、言葉にすると

全部嘘くさくて(笑)

本当に難しい。

 

牛田さんにとって大切なこれらの曲を

この浜松で聴くことができたことは

客席の片隅で(←本当に片隅 笑)聴かせていただけたことは

本当に、やっぱり、とても、嬉しいことでした。

 

演奏は、ここで書くまでもなく。

本当に、素晴らしいものでした。

こんなにも素晴らしいピアニストがいることを

多くの方に知っていただいて、聴いていただいて、

嬉しいなあと思うのです。

 

 

 

本選で、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が聴けることが、

今、とても嬉しいです。