紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

5月分 読書メーターまとめ?

本を読むことができず、すでにまとめにならない状態です。

哲学書をパラパラと読み齧ったり

少しずつ読んではいるのですが、

5月は寝込んでいる日もなんやかやとあり、

本当に本を読めなくなったなあと、ため息つくばかりです。

 

読み齧っていた本では、ソクラテスの「イデア論」が面白かったです。

学生の頃は、イデアの概念が、まったく空を掴むようでわからなかったのですが

あの頃よりは、イメージがつかめる気がします。

(わかったとは言えません)

 

年を重ねると、記憶することは、どんどん難しくなってゆきます。

言語の獲得とか、ほんとに、ざるで水をすくっている感覚です。

でも、若い頃に比べて、老子や、ソクラテスゲーテなどが

だんだん理解しやすくなっているように思えます。 

 

5月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:176
ナイス数:48

かもめ (集英社文庫)かもめ (集英社文庫)感想
マーシャもニーナもボリーナもアルカージナも、とにかく女性がたくましく強い。男を愛しながらも、自分の人生を選び取り、挫折しようが、恋愛がうまくいかなかろうが、生き抜いてゆく。一方で、地位も名声もあり、多くの女性からも賛美され、称賛されるトリゴーリンの虚しさと、トレプーレフの孤独。「わたしはカモメ」とニーナは言うけれど、撃たれたかもめは誰だったのだろう。
読了日:05月31日 著者:チェーホフ

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