紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

2021年 3月読書メーター

いつしか季節は4月になりました。

コロナ禍がはじまってすでに1年。

コロナ禍のあおりを受けて、仕事が壊滅状態になり

ああでもない、こうでもないと

右往左往している間に

気が付けば、生活もいろいろ変化してまいりました。

 

それでもまだまだ、変化の途中。

いったいどこに向かうのか、

まだ目的地は希望的観測で描いた未来だけれど。

 

少しずつ、希望の場所に向かってゆきたいと思っています。

 

そのためにも、なんとか身体を

保ってゆきたいです。

 

3月に読んだ中では

「i」が印象的でした。

 

自分も、なかなか自分自身を肯定することが難しい性格なので。

 

変化の中で、アイが新しく生まれ変わってゆく姿が

胸に残りました。

 

自分も、変化の中で、

自分自身を肯定して、愛してゆけるようになりたいです。

 

 

 

3月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:806
ナイス数:122

i (ポプラ文庫)i (ポプラ文庫)感想
内側へ、内側へと向かっていた「アイ」の意識が、「ミナ」と出会い「ユウ」と出会い、ゆきつ戻りつしつつ、少しずつ変化してゆく。自分の存在を肯定するために、どれほどの苦しみが必要だったのか。ラストのシーンに、胸が締め付けられ、同時に、深く深く呼吸ができたように思えた。 文庫の又吉氏との対談もよかった。
読了日:03月22日 著者:西 加奈子
ちはやふる(46) (BE・LOVEコミックス)ちはやふる(46) (BE・LOVEコミックス)感想
新、そしてクイーン、名人の心情に迫っており、ドキドキした。追われる立場の苦しみ、勝負の怖さ。
読了日:03月22日 著者:末次由紀
乙嫁語り 13巻 (HARTA COMIX)乙嫁語り 13巻 (HARTA COMIX)感想
中央アジアに親近感を感じる物語。でも、ついにロシアが攻めてきた。これからどうなる? 今回海で泳ぐシーンがとても好きだった。アザラシかわいい。
読了日:03月17日 著者:森 薫
魔法使いの嫁 15巻 (ブレイドコミックス)魔法使いの嫁 15巻 (ブレイドコミックス)
読了日:03月17日 著者:ヤマザキコレ
ランウェイで笑って(20) (週刊少年マガジンコミックス)ランウェイで笑って(20) (週刊少年マガジンコミックス)感想
ついに、夢がかなえられてきた!
読了日:03月17日 著者:猪ノ谷言葉
呪術廻戦 15 (ジャンプコミックスDIGITAL)呪術廻戦 15 (ジャンプコミックスDIGITAL)感想
一気に読むとなかなかハード。やっと最新刊。
読了日:03月16日 著者:芥見下々
呪術廻戦 1-14巻 新品セット呪術廻戦 1-14巻 新品セット感想
娘に借りて一気に読みました。キャラクターが皆生き生きとしているところが、面白いです。特に女性キャラクターが魅力的です。個人的にはパンダが好き。 鬼滅といい、進撃の巨人といい、殺伐とした漫画が多いなあ(;^_^A子供から借りて読む本。
読了日:03月16日 著者:芥見 下々
呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校 (ジャンプコミックスDIGITAL)呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校 (ジャンプコミックスDIGITAL)感想
娘からの借り物。アニメをちょっと見かけて面白そうだったので、0巻から読んでみる。 まだ、世界観を掴むのに、いっぱいいっぱい。
読了日:03月14日 著者:芥見下々
人新世の「資本論」 (集英社新書)人新世の「資本論」 (集英社新書)感想
資本主義の問題点をあぶりだし、脱成長コミュズムへの転換を訴える本書。現在の生活そのものが、自然や地域、未来を犠牲にしたものであるとの認識を得た。真に豊かな生活を目指して、資本主義を終わらせるとの主張は理性として理解できるが、人間の貪欲な欲望が、果たして脱成長を受け入れられるのかとの点に大きな疑問が残る。「飢えたくない」「長く生きたい」「新しいものが欲しい」「知らない場所に行ってみたい」人間の好奇心と欲望の果てしなさは、脱成長コミュズムを受け入れるよりは、滅亡を受け入れるほうが容易いのではないだろうか
読了日:03月14日 著者:斎藤幸平
ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星感想
挿絵の多さに驚きと嬉しさ。子供の頃にムーミンのアニメを見ていたはずだけれど、内容をまったく覚えていなかったのですが、思い出しました!これ、子供のころからの自分の「トラウマ」や「恐怖」そのものでした。 世界が終わってしまう恐怖感、赤い空、干上がった海。森を食べ尽くす蝗の群れ。ムーミン家族の中で唯一違うスニフの存在。哀しみも恐怖も描きながらも、優しわと思いやりが心に沁みます。ニョロニョロは「どうしても思ったところへいきつけなくて、いつもどこかをあこがれている」存在だったのですね。
読了日:03月04日 著者:トーベ・ヤンソン

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