紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

運動会の思い出?

はてなダイアリーのお題が「運動会とスポーツの秋」でした。
毎日更新を目指しているので、今日はこれで。←つまり話題がないんだな(笑)

運動会…。運動苦手なんですよ…。
どのくらい?と聞かれたら、「走って逃げるか、穴掘って隠れたいくらい」と答えます。
走っても遅いから、すぐに捕まってしまいますけどね(^_^;)

運動会の前は「雨降れ〜。雨降れ〜〜」と雨乞いをした人です。

運動会で一番の危機を迎えたのは、なんと高校生の時でした。
選手決めで、どういう事情だったのか、600メートルの選手に選ばれてしまったのです。
本当に、どうしてそうなったのでしょうね??

運動が苦手な人が、陸上部の選手と一緒に600メートル走るって、
今思っても、「ありえない…」ですよ〜〜〜〜。
もちろん「雨乞い」です。「頼む〜〜。雨降って〜〜」との願い虚しく
当日は雲一つない晴天。
ピンチ!

悲痛な思いで、スタートに並びます。
グランドは一週200メートル。4週走ります。

スタートから陸上部の子たちは早いです。
からしたら「それ…、短距離走ですか??」という勢いのあるスタートダッシュ…。
少しでもついていかなければ、と思った自分がいけなかった…。
2週めに入ったあたりから、あきらかに皆との差がひらいてゆきます。
私が3週目に入った頃には、皆さん次々とゴール…。
ゴール前での最終争いを邪魔しないように避けながら、
一人だけ4週目に入ります。

「クラスの皆ごめんなさい」
そんな思いで哀しくなり、息も苦して苦しくて。
目の前も真っ暗で、足を無理やり前にだしているだけ。
ふらふらしてきているのが、自分でもわかりました。
「なんで走らなくてはいけないの。選んだ人恨む〜〜」とか
黒い心も湧いてきてしまうし…。

そんな時、クラスの皆から
「がんばれ〜〜」「いけるいける」
と声援が聞こえました。気のせいか、声援はどんどん大きくなってゆきます。
もう意識が遠くなってきていたので、なんだかすごく遠くから聞こえていたんですけど(笑)

でも人の声援とか、気持ちって、あんなにも伝わるんですね。
もう駄目かも。運動苦手なのに、むりやりこんなことすること、ないよね。
棄権しちゃってもいいかな、なんて実は弱気になっていたのに
「頑張ろう」って気持ちがむくむく〜〜と湧いてきました。


皆からずいぶん遅れてゴールしたときには、
なんとゴールにテープをはってもらいました。
いや、それ、かえって恥ずかしいんですけど…という思いと同時に
実はやっぱりちょっと、嬉しかったです。

でもたぶん一番嬉しかったのは
クラスの皆、誰も遅いのを責めなかったこと。
で「最後まで走れたね」って仲の良い子に言ってもらえたことかな。


あれ、なんかちょっといい話っぽくなってしまった?


以上、運動会の思い出でした。
本も音楽も関係ないけれど、まあ、今日はこれにて。