２０２３年２月 読書メーター

今月は天山の巫女ソニンと漫画のみ。

ソニンは、単行本から一度イラスト多めの文庫になり、

そこから文庫になり漫画になり、と生き残ってくれていて、とても嬉しいです。

今月はこの他に、失われた時を求めてをぼちぼちと読み進めています。

重厚な文章はたっぷりと時間をかけて噛み砕きながら読みたいです。

と言いながら、もう何年かかって読んでいるのでしょうね。

２月は陳情令のドラマを見てばかりおりました。

陳情令は気に入ってBlu-rayまで購入してしまう始末。

Blu-rayは中国語字幕も出るので、少しは中国語の勉強になるかな？

2月の読書メーター
読んだ本の数：7
読んだページ数：1730
ナイス数：54

藍渓鎮 羅小黒戦記外伝 (3)の感想
webで中国語で読んでいたので、母語で読めるのがとても嬉しいです。中国語、まだまだよくわかっていないので、かなり読み間違えがありました。難しい説明部分は、中国語では全くわかっていなかったので、本当に嬉しいです。日本語にすると「こう訳すのか！」というのも、面白かったです。一人称とか喋り方とか。中国語版と見比べて遊んでいます。老君の語りがとても面白いです。彼の規制というか倫理観は、どこからきてどこまで適応されるものなのかしら。神の視点を見るようで興味深いです。春夏秋の表紙。漫画はあと１冊で完結なのかな？
読了日：02月28日 著者：孫呱
天山の巫女ソニン 5 大地の翼 (講談社文庫)の感想
ついに開戦。イエラが「そこまでやるか」とのところまでやってくれて、非常に面白い。戦争や殺戮を望んでしまう、差別し弱いものには何をしても良いと思ってしまう、自分だけは助かろうとする人の心などを、柔らかな文章でそっと提示し続ける本書は、同時に、人の信頼や優しい心も描いており、お気に入りなのです
読了日：02月09日 著者：菅野 雪虫
天山の巫女ソニン(4) 夢の白鷺 (講談社文庫)の感想
ついに全員集合の巻。目先の利益（に見えるもの）に流されて国の進む道が決定されていく様、人の評価がコロコロと変わり、多くの人が全体の流れに押し流されていく様、 戦争を望む人の心、戦争へと突き進んでいく国の姿が 今回がどうにも心に痛みをもたらしました。
読了日：02月09日 著者：菅野 雪虫
天山の巫女ソニン~落ちこぼれの巫女が王宮に入って国を救った上に王子たちに愛されてます~(2) (KCx)の感想
２巻まで出ていたので、ここまで読了。原作の細やかな面白い描写を、巻末のおまけ漫画で拾ってくださっているところが好感度大です。
読了日：02月09日 著者：都月 七弥
天山の巫女ソニン~落ちこぼれの巫女が王宮に入って国を救った上に王子たちに愛されてます~(1) (KCx)の感想
おお、コミックが出ていたのですね。と思って読んでみました。この物語はドラマ性で読んでいくものではなくて、細かな描写が好きなので、どこまで漫画で表現できるのか、難しそうだと思いつつも読了。原作好きとしては、漫画で興味を持ってくれる人が増えると嬉しいです。
読了日：02月09日 著者：都月 七弥
天山の巫女ソニン(3) 朱烏の星 (講談社文庫)の感想
勢いで3巻も読んでしまった。 事実の改ざん、記録を残そうとしたために死んでいく人、戦争に於いて少数民族を犠牲にする戦い方、国の戦後の貿易の停滞による民の経済的影響など、今も昔も変わらない政治を、児童文学として描くこの作品の面白さを味わえこの巻もやっぱり面白い。 事実を改ざんしたとしても、記録はどこかに残り、いつか明らかになる可能性がある事をチクリと書いているのも良い。
読了日：02月02日 著者：菅野 雪虫
天山の巫女ソニン 巨山外伝 予言の娘 (講談社文庫)の感想
３巻を読む前に、外伝でイェラ姫の復習。 巨山王の描き方が面白い。 星の輝きを持つ人の笑顔や褒め言葉に喜び「その人の役に立ちたい」「必要とされたい」と思い、命令された訳でも騙された訳でもなく、自ら翻弄され、己の運命を狂わせていく人々が悲しい。 星の輝きを持つ人にとっては、彼らが身を滅ぼしても、何一つ悔いることも悩むこともないというのに。
読了日：02月02日 著者：菅野 雪虫

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