読書メーター 3月第五週分

2013年3月25日 - 2013年3月31日の読書メーター
読んだ本の数：4冊
読んだページ数：966ページ

「うつです」というその前に
「うつ」とか「精神病」の敷居はずいぶん低くなったのだなあと、半ば感心して読みました。それで良いことも多い反面、大変なことも多そうです。一昔前に「疾病利得」と言っていたものが、かなり横行していると感じます。「うつ」はとても苦しい病です。新型うつも、感情が二極性に変化するのでは、かなり難しい病ではないのかと思います。精神病の治療の極意は「その人のまともな部分を刺激すること」と教えられましたが、「まとも」の感覚がぶれてきているのかもしれないと思いました。☆
読了日：03月30日 著者：香山 リカ

夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所　（時代小説文庫）)
とても哀しく厳しい本でした。でも、きっと澪ちゃんなら、この困難にへこたれないと信じられます。どうぞ、この先に幸せがありますようにと願わずにはいられないです。完結してから読めばよかった〜〜という気持ちと、完結前に追いついてよかった〜〜という気持ちとどちらも感じています。次が待ち遠しいシリーズ本です。☆☆☆
読了日：03月26日 著者：高田　郁

うた恋い。和歌撰 恋いのうた。
杉田先生の漫画が、素敵でした。入門書として、古典苦手な高校生などにはおすすめかも。ただし、小学生の娘が読んでいましたが、親としては、「ちょっと早くないか？」と思う程度にはハードな内容もありでした。☆☆
読了日：03月25日 著者：渡部 泰明

心星ひとつ　みをつくし料理帖 (角川春樹事務所　時代小説文庫)
いきなり話が動いて、ちょっと驚いた巻でした。澪ちゃんがへたれています…。また、魅力いっぱいの澪ちゃんに戻ってくれることを願っています。しつこく何度でも書きますが、このシリーズでは、源斉先生が素敵です。でも、今回は冬○ナみたいで、驚きましたが…。☆☆☆
読了日：03月25日 著者：高田 郁

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