紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

読書メーター 9月最終週分

ついに天冥の標、既刊分読み終わりました。壮大〜(*^。^*)次がとても楽しみです。

2013年9月23日 - 2013年9月29日の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1079ページ

天冥の標 Ⅵ 宿怨 PART3天冥の標 Ⅵ 宿怨 PART3
読み終えた後の虚無感が計り知れないです…。人間とは、実はこれほどまでにあっけなく破壊されるものであったのかと。大きな不幸の前には、思い出の美しさが、かえって哀しみを誘います。大きな転機を迎えるこの巻ですが、、読み終えて、なおさらに、多くの疑問が残ります。惑星ハーブの地下にあった、あのドロテアは何だったのか?シェパード号は?そもそも、惑星ハーブとは何なのか???次巻がとても待ち遠しいです。☆☆☆
読了日:09月29日 著者:小川 一水

天冥の標 Ⅵ 宿怨 PART2天冥の標 Ⅵ 宿怨 PART2
今まで虐げられてきた人々の怒りが頂点に達してしまった感がある。しかし、この怒りはあまりにも悲しい。一巻のイサリは、あのイサリなのだろうか…。とにかくパート3を読むことにします。☆☆☆
読了日:09月29日 著者:小川 一水

天冥の標 Ⅵ 宿怨 PART1天冥の標 Ⅵ 宿怨 PART1
冒頭、少女が少年と出会うところで、背筋がぞっとしました。「スターウォーズ」エピソード1で、アナキン少年を見たとき以来の衝撃です。後の展開を知った上で読むエピソードのインパクトというのは、確かにあるのですね。そのあとも、次々とパズルのピースがはまってゆくような快感と、そこに描き出された世界への恐怖、驚きに満ちていて、息を呑み、ひたするページを繰る間にパート1が終了。パート2に進みます。☆☆☆☆
読了日:09月25日 著者:小川 一水

天冥の標 Ⅴ 羊と猿と百掬の銀河天冥の標 Ⅴ 羊と猿と百掬の銀河
情報生物と呼ぶべきか、ノルルスカインとミスチフというこのシリーズでの大変魅力的な存在の歴史的事実が述べられているのに惹かれました。今までのシリーズをあちこち読み直しては少しずつ本を読み進めるという状態で(笑)全然関係ないと思っていたところに、突然核心的事実が混じりこんできたりする仕掛けに、ワクワクします。この膨大で壮大な物語を、多角的に得られる情報から全体像をつかもうとする努力が楽しいシリーズとなってきました。☆☆
読了日:09月23日 著者:小川 一水

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