紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

キンドル 感想

キンドル買ってみました。使ってみました。
たくさんの本を持ち歩けること、書店に行かずに、手早く本を購入できることが、やはり便利だと思います。電子だと蔵書スペースが空くことも魅力的です。古典が安く購入して読めることも魅力です。
ただし、紙の本に慣れている身としては、次のことが気になりました。

①読み終わった情報が、どこにあるのか捜しにくい。
 紙の本だと、読みながら、ページの感覚、めくった枚数などさまざまな情報を体で記憶していたんだなと今更ながら実感しました。本のどのページに何が書いてあるのかを、紙の本では記憶しながら読んでいたため、あとで「あれ、どこに書いてあったかな?」と思ってもすぐに探し出せるのに対して、電子書籍では、目当ての箇所を探し出すのが難しいです。これが私にとっては、最大で最悪の欠点だと思いました。

②意外と充電が早く切れる。
 バッテリーが長時間もつとはいうものの、それはスリープしていればの話。比較的暗いところで、バックライトを使用しながら長時間読書していると、ほぼ一日〜二日でバッテリーが切れます。結局充電用の機械も購入。

③おばさんには、タッチした時の反応が悪い。
 銀行でも、タッチパネルが反応せずに困ることがあるのですが、やはりキンドルも反応してくれない時が、しばしばあります。指の乾燥のせいなのか、反応が悪くていらいらしてしまいます。

④本を読みながら眠ると恐ろしい
 眠い時に、座ったまま、本を読みながらうとうと昼寝。というのはなかなか乙だったのですが(苦笑)キンドルは、読みながら眠ってしまったとき、落下して壊すのが怖くて…。紙の本のようにはいきません。

⑤長時間読んでいると、目にくる
 2〜3時間の読書であれば大丈夫ですが、5時間、8時間の連続読書をしてしまうと、紙の本に比べて、かなり目への負担が大きいです。

⑥読める本がやっぱり少ない。
 新刊は、ほとんど読めない。外国の本も少ない。「あった」と思って「あとで買おう」と思っていると、なくなってしまうとことも多い。これも、かなり厳しい欠点。

⑦価格の変動がある
 仕方ないとおもうけれど、安くなったり高くなったり…。価格が変わらない本のシステムになれていると、ちょっととまどいます。


以上、いろいろ書いてしまいましたが。
それでも、上記の魅力に負けて、使用し続けるのだろうな〜と思っています。①〜⑥は、是非改善してほしいと思っています(笑)