紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

モーツアルトの命日

12月5日は、モーツアルトの命日です。
凄いものですね。
1791年に亡くなってから、223年も経って
自分が行ったこともない、世界の東の果ての島の人が
自分の命日を知っているなんて。
モーツアルトは自分の音楽がずっと世界に存在し続け、愛され続け
そして、自分が行ったこともない国々にまで広まることを、想像したでしょうか?
少しくらいは想像したかな??

まあ、それはいいとして(^^ゞ

モーツアルトの音楽は大好きなので、今日はBGMはモーツアルトでした。

でも、私、小学生の頃は、モーツアルト、嫌いでした。
小学3年?ころから、ピアノでずっと弾かされたんです。
モーツアルトソナタ
でも、モーツアルトはつまらなくて(^^ゞ
ショパンシューマン、ベートーベンのほうが、ずっと素敵な音楽に思えました。
♪の数も多くて、いっぱい並んだ和音やスケールをがんがん弾いているほうが
「やったぜ!!」みたいな充実感があるように思いました。

中学、高校の頃は、モーツアルトからはできる限り逃げていました。
「簡単だし、つまんない」とか言って
(なんて恐ろしいことを言っていたのか
  …後々、モーツアルトの難しさに苦悩するとも知らずに…)

でも。
年とって、いろいろあってから聴くと
モーツアルトの音楽が、じんわり胸に沁みました。
明るいだけじゃなかったのね。
じんわりと、短調の響きが沁みるよって。

モーツアルトありがとう。
あなたの音楽があってよかった!!!
ビバ、モーツアルト!!!

と思ったのですよ。

そんなわけで、世界の東の果ての、小さな島の一角で
今日はそっとモーツアルトの音楽を聴いてみたりしました。

ありがとう、モーツアルト