紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

2014年、本のマイベスト

2014年も、あとわずかになりました。
ブログをはじめて、そろそろ2年になるのですが
今年は変化の年でした。

9月の牛田君の愛知のリサイタルで心を打ち抜かれまして(^_^;)
はじめはこちらで、ぶつぶつつぶやいていたのですが
こちら、本読みさん達もいらしてくださるサイトですので
さすがに、これではいかんと思い
牛田君応援サイトを開設してしまいました。
そして、ピアノを弾く時間と
クラッシック音楽を聴く時間が増大しまして、
本を読む量が減ってしまっております。

以下2014年本のまとめです。

今年は、海外文学をいろいろ読むことができました。
読メでは、ラテアメコミュにも参加させていただき、
バルガス・リョサガルシア・マルケスに出会うことができました。
ラテアメコミュの解散は、とても寂しかった出来事でした。
海外の作家さんでは、ポール・ギャリコに出会えたことも、幸せでした。

今年読んだ本でよかったベスト5は
日本の本では
 天冥の標シリーズ(小川一水
 図書館の魔女(高田大介)
 世界地図の下書き(朝井リョウ
 ソロモンの偽証(宮部みゆき
 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年村上春樹
(好きな順で並べたわけではないです)

多崎つくるは、読むのが遅くなりすぎました…(^_^;)
あと、伊吹有喜、高田郁、瀬尾まいこ辻村深月もとってもよかったです。
(あれ?ベスト5は男性作家が多くなって、女性作家がこっちに来ちゃってますね(^_^;))

海外の本では
 密林の語り部(バルガス・リョサ
 恐るべき子供たちジャン・コクトー
 星の王子さま(サン・テクジュベリ)
 スノー・グース(ポール・ギャリコ
 百年の孤独ガルシア・マルケス


 恐るべき子供たち星の王子さまは再読ですが、大人になってわかる魅力再発見ということで。
 バルガス・リョサの「継母礼讃」も衝撃的でしたが、これは18禁ね(^_^;)
 未成年は読んだらだめよ。
 ギャリコの「雪のひとひら」やオルハムバルクの「白い城」もよかったです。アラビア文学は
 ちょっと考え方が違っていて面白いです。アラビア文学を読むためにも、旧約聖書は読んでおいたほうが良さそうだなと思った一冊でした。
 

漫画では
 ピアノの森一色まこと
 四月は君の嘘新川直司
 ちはやふる末次由紀
 失恋ショコラティエ水城せとな
 月刊少女野崎くん椿いづみ

 おや。何か一生懸命やっている人をテーマにした漫画が多いです。
 そういったテーマといえば「3月のライオン」ですね。こちらもとても好きです。


こうして並べてみると、本当に節操なしで本を読んでいますね…。

秋から読んでいる旧約聖書は、未だに難航しています…。
聖別という感覚がいまひとつよくわからなくて、なかなか進みません…。

来年も引き続き海外文学を読んでいきたいです。
こんどはロシアからアジア方面も読みたいなと思っています。
寒い冬にロシアとかいいかも。とりあえず「罪と罰」とか。
フランスですが、ジッドも読みたいな。「狭き門」「田園交響楽
一度読んだはずなんですが(^_^;)すっかり忘れているので。再読シリーズってことで。

海外ものとしては、詩も読みたいです。
ポールギャリコは、原文で読んでみたいかも…。
(英語苦手だから、難しいかな…。でも、原文で読むと韻やリズムが感じられますものね)

中国の現代文学や、漢詩老子も読みたいです。

日本文学は、好きなシリーズとか、作家さんとかどんどんおっかけてゆきます(*^_^*)
「図書館の魔女」続編が出るとか出ないとか噂がありますが
今度こそ、書店に予約してでも、すぐに購入します!!
(前回は出遅れてどれだけ入手に苦労したか!!)








牛田君記事目当てでこちらに来てしまった方、すみませんでした。
本読みマニアです(>_<)


この一年は、本当に出会いの年でした。
いろんな意味で心を閉ざして、ひきこもり主婦(一応自営だけれど(苦笑))になっていた自分を
ひっぱりだして、光をくれたのが
9月の牛田くんのリサイタルでした。

それ以降、牛田君のご縁で、たくさんの方とも出会えました。
みなさん、本当にありがとう。

読み友さん達、この数年、闇の中でもがいている時に
愚痴を聞いてくださったり、
励ましてくださったり
お手紙いただいたり、本当にありがとうございました。
皆さんの温かい声は、宝物です。
自分だけじゃないって、とても励みになりました。


たくさんの方へ、感謝をこめて。
そして、消えない灯りをくれた牛田君へ、
ありがとう。

みなさん、良いお年をお迎えください。
2015年が皆様にとって、良い年となりますように。