紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

奈良で牛田さんのピアノを聴いてきた(*^_^*)

最近ロシアにはまっているという牛田さん。
2015年、6月28日 日曜日、奈良県文化会館、国際ホールにて
ロシアナショナル管弦楽団と、プレトニョフ氏の指揮による
チャイコフスキーピアノコンチェルト第一番を演奏されました。

あれから、3日。頭の中で、いまでも、
6月28日に聴いた牛田さんのピアノの音色が聴こえます。

牛田さんのピアノは不思議ですね。
聴くといつまでも音色が残るのです。

今回、実は、ちょっぴりだけれど、心配だったんです。
ワタクシ、牛田さんのコンチェルトと体調悪化が
非常に仲良しで。
牛田さんのコンチェルトを聴きにいくたびに
体調が悪くなるという…。

しかも今回、先月入院したばかり。
服薬している薬が実はかなり強烈で、
飲んでいたら、奈良まで行けないので
はじめて服薬を中断しての、お出かけ予定でした。

それなのに、実は、2日前には相当調子がおかしくなっており
前日まで「今回はやめておいたほうがいいかな?」
と思ってしまうような状態でした。

よく行ったな、自分(笑)

でも、体調不良を前払いしておいたおかげで
今回は、比較的無事に聴いてくることができました。

今回のチャイコの1番。
牛田さんの演奏で聴くのは、3度目です。

今までで、一番好きなチャイコの1番でした。

牛田さんの演奏が、前回よりずっと繊細で、そぎ落とされた表現で
オケとのかけあいや、もりあがる部分が、かえってよくわかって。

きっとまだ、これからの何度かの公演の中で
オケともっと馴染んでくるのではないかしら。

指揮のプレトニョフ氏、「間の魔術師」と勝手に命名して
しまいました。絶妙な「間」で心が揺すぶられるからです。
すっかりファンになってしまい、心の中で
プレ様と呼んでおります。
(いや、ここに書いてしまったら、もう心の中じゃない…)

愛知でもう一度聴いてこようと思っています。
ツアー最終日、どんなふうに変わっているのかしら(*^_^*)

この耳に残る音との変化を、聴いてこようと思っています。