紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

読書メーター6月分まとめ

今は、おちついて本を読むことができません。
時間的に、そして心も。

そのことを受け入れ、ゆっくりと生活を
少しづつ、整えてゆこうと思っています。

今までとは違う生活になっています。
家も、自分の身体も、心も。
そして、猫との生活も。

大きく変わることが「大変」だというのならば
今が「大変」なのだから。

でも、この変わった今が
だんだん「普通」に変化していっています。
人間の適応力というのは、なかなか凄いみたいです(笑)

先日ドストエフスキーの「悪霊」を大人買いしてしまいました。
また、ゆっくり読んでゆこうと思います。

2015年6月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1413ページ
ナイス数:435ナイス

プロコフィエフ短編集 (群像社ライブラリー)プロコフィエフ短編集 (群像社ライブラリー)感想
再読。実はけっこう好きです。プロコの小説(笑)今生きていたら、ブログとか毎日更新してそう(笑)そしたら、絶対読者になってた(笑)黒さも含めて自分に忠実でユーモアのある方なのではないかと思いました。小説はエッフェル塔が戻ってくるところが好き(笑)いつもこんなこと考えていたんだ〜〜〜(爆)と、お腹かかえて何度か笑い転げそうになりました。偉大なる「いたずらっ子」
読了日:6月26日 著者:セルゲイ・セルゲーエヴィチプロコフィエフ
ロシア語習字ノートロシア語習字ノート感想
4月から趣味でNHKのテレビのロシア語講座を見るようになりました。キリル文字筆記体がわけわからなすぎて、購入。今まで謎だった、単語の中での文字のつなげ方がやっと判りました!(でも、まだ自分で書いた文字が、時々読めないんですけれど(;_;)独学でロシア語を学んでいるひとには、大いにお勧めします。って、そんな変わり者は、あまりいないですね(^_^;)
読了日:6月17日 著者:
学校へ行けない僕と9人の先生 (アクションコミックス)学校へ行けない僕と9人の先生 (アクションコミックス)
読了日:6月14日 著者:棚園正一
アオハライド 13 (マーガレットコミックス)アオハライド 13 (マーガレットコミックス)感想
ついに完結。「無垢ではいられなくなる」という作者のあとがきにちょっとぐっときた。
読了日:6月11日 著者:咲坂伊緒
大人の友情 (朝日文庫 か 23-8)大人の友情 (朝日文庫 か 23-8)感想
久しぶりに、河合先生の文章に出会えて、もう、ただそれだけで、ほっとしてしまう。 自分は「友達は、相手に対する最高の尊称」と思ってきたけれど、ただ友としてあるだけでなく、友情をいかに深めてゆきつつ、保ってゆくのかが、難しいのかもしれない。 友情のありがたさ、不確かさ、危険、距離感のむずかしさ、それらをさまざまな角度から光をあて、解きほぐしてくれる文章に、脱帽するのみ。
読了日:6月9日 著者:河合隼雄
知と愛 (新潮文庫)知と愛 (新潮文庫)感想
ゴルトムントとナルチスの関係が、息苦しく胸に迫る。同じ道を進みえないことを知りながら、遠く離れた場所で想い合う。互いが互いを支え合い、互いが互いにより己を知る。ゴルトムントの描写は、まるで男性が描く西洋版源氏物語諸行無常のよう。愛の無常を描きながらも、芸術の永続性が救いとして現れる。どちらかといえば、ナルチスに近い自分にとっては、彼にとってのゴルトムントの存在の哀しさ、ナルチスが知る己の貧しさに涙した。竹宮恵子風と木の詩」や、萩尾望都トーマの心臓」につながる雰囲気を持つこの作品。お勧めします!!
読了日:6月1日 著者:ヘッセ

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