紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

2月分読書メーターまとめ

気が付いたらもう3月です!
あれええ?いつの間に2月終わった?
何故かまだ1月な気がしているんです(;^_^A

戦争と平和も佳境に入ってまいりました。
これだけ長く付き合っていると、各キャラクターへの思い入れも強くて。
アンドレイ、ピエール、ナターシャ、マリア、皆が愛しくてなりません。

今はちょっと老子にはまりつつあります(笑)



2月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:1781
ナイス数:177

対訳 ペレアスとメリザンド (岩波文庫)対訳 ペレアスとメリザンド (岩波文庫)感想
「金鶏」と同じくらい、読んでいて、寂しくむなしい想いを味わった。でも、ペレアスとメリザンドの愛の場面の美しさは、唯一無二でもある。
だからこそ、あくまでもこの話は「ペレアスとメリザンド」の話なのだなあと。
姿を見つめようとすると形が揺らぎ、とらえようとしてもとらえられず、ただ、陽の光にきらめく様が美しいばかり。まさに水のような物語と思えた。

ところで、これは愛の物語なのか?

いやでも、或る意味、愛の物語なのだろう。

感想もまとまらずWW

読了日:02月18日 著者:M.メーテルランク
乙嫁語り 10巻 (ハルタコミックス)乙嫁語り 10巻 (ハルタコミックス)感想
「狼だって子供の頃は親からエサをもたいます。老いれば弱くもなるでしょう。それでも狼は狼です。誇り高き蒼き狼です」カルクク、良いお嫁さんと一緒になれたなあ。と、じんわりきました。でも、好きな人が素敵すぎるから、自分が情けなくなる気持ちも、だから頑張りたい気持ちも、わかる。カルククはカッコいい男性になると思う。スミスさんも良かった(#^^#)でも今回の一押しは、タラスさんの旦那様!あと毛刈り(笑)
読了日:02月17日 著者:森 薫
ちはやふる(37) (BE LOVE KC)ちはやふる(37) (BE LOVE KC)感想
原田先生、そして、大江母がカッコいいです。
「絶対絶命を愛せよ。これから先ずっとだ」
輝く人達がいるのも、たくさんの人たちがいるからだと。
誰もが、皆素敵なのだと、伝えてもらっていると思います。
読了日:02月17日 著者:末次 由紀
戦争と平和〈4〉 (岩波文庫)戦争と平和〈4〉 (岩波文庫)感想
戦争の混沌を描き尽くすトルストイの筆力に圧倒される。
そしてピエールが突然戦場に現れても、なんとなく受け入れてしまうロシアの懐の深さにちょっと感動してしまいました(笑)←いやそこたぶん見どころと違う(笑)。でもこれ、日本の戦争小説では、あり得ないかも、と思ったので(;^_^A
最初から最後まで、アンドレイがあまりにも不憫。ルイスイエ・ゴールイを訪れるアンドレイが見たものが、酷く印象に残っている。死の目前で、かつて天を見たアンドレイが、今は愛を見ている。それはナターシャと出会ったからなのか。

読了日:02月16日 著者:トルストイ
将棋の渡辺くん(2) (ワイドKC 週刊少年マガジン)将棋の渡辺くん(2) (ワイドKC 週刊少年マガジン)感想
小さな頃から将棋の才能を発揮され、「天才」と呼ばれ、15歳でプロ棋士になり、という、とてもすごい方なのですが、
奥様の視線で描かれるこの漫画の渡辺先生は、実にかわいらしく、ぬいぐるみ大好きな方で、漫画が大好きで、
いいなあ、この感じ(#^^#)と思います。
読了日:02月16日 著者:伊奈 めぐみ
将棋の渡辺くん(1) (ワイドKC 週刊少年マガジン)将棋の渡辺くん(1) (ワイドKC 週刊少年マガジン)感想
将棋ブーム?にのっかって、読んでみました(笑)
棋士さんの生活って、こんなふうなのですね。
奥様が漫画を描いていらっしゃいます。
渡辺明先生の、ぬいぐるみ愛がすごいです。

読了日:02月16日 著者:伊奈 めぐみ
老子―自由訳老子―自由訳感想
老子のエッセンスをぎゅっと詰め込んだように思えた。
きちんと、老子、読んでみたくなった。
読了日:02月16日 著者:新井 満
竜の眠る星 全2巻 完結セット(白泉社文庫)竜の眠る星 全2巻 完結セット(白泉社文庫)感想
中学生だったか高校生だったか、そんな頃に読んで、とてもとても気に入っていた漫画を、今になって電子で見つけて再読。懐かしかった!そして、今なら、何故それほどまでに、あの頃この漫画に惹かれたのかがわかりました。
親とうまくいかず、家族の中での居場所を失っていた当時の自分の気持ちに、ものすごく、ハマった漫画だったのだなあと。この漫画にとても救われていたけれど、何故か手元におく気になれなかった昔の自分を思い出しました。
こんなふうに、振り返ることができるのも、本の良いところだと思います。
読了日:02月01日 著者:清水 玲子
ピアニストの毎日の基礎練習帳ピアニストの毎日の基礎練習帳感想
いつも先生に言われていることが(;^_^A
ピアノを真剣に弾く若い方に読んでいただきたい本だと思いました。「芸術家として生きるためには、長生きは必要だと思います。年を重ねるごとに、ますますいい演奏家になっていくわけですから。(中略)音楽が人生そのものなのですから」
長く生きる経験を尊ぶことって、素晴らしいなあと思うのです。芸術家ではないけれど、一人の人として、よい時間を重ねて、よく年を重ねてゆきたいなあと思いました。
読了日:02月01日 著者:岩崎淑

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