紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

読書メーターの2012年のまとめ

2012年の読書メーター
読んだ本の数:33冊
読んだページ数:9241ページ
ナイス:486ナイス
感想・レビュー:30件
月間平均冊数:2.8冊
月間平均ページ:770ページ

毎日かあさん9  育っちまった編毎日かあさん9 育っちまった編感想
お子様たち、本当に大きくなって。良い子に育っていますね。ずっと読んでいるから、まるで知り合いの家族みたいに感じます。遠い親戚の近所の家、みたいな。
読了日:12月29日 著者:西原 理恵子

アオハライド 6 (マーガレットコミックス)アオハライド 6 (マーガレットコミックス)感想
洸!!何てこと!と怒ってやりたくなりました。冬馬君頑張れ!! 双葉ちゃんは、本当に良い友達に恵まれているな〜と思います。恋も大事だけど、友達だって、とても大切だよね。高校生活。
読了日:12月25日 著者:咲坂 伊緒

私のこと、好きだった?私のこと、好きだった?感想
…もしかすると、とてもリアルな話なのかもしれない。 略奪婚はうまくいかないことも多い。幸せの片隅に、驚くような落とし穴があることも、けっこうある。そんな時、思い出の中の誰かに「本当に、私のこと好きだった?」と確かめたくなることもあるだろう。年齢を重ねて老いてきた者の切なさ、淋しさ、いやらしさがたまらなく滲み出てくる、苦味のある作品だった。
読了日:12月21日 著者:林 真理子


しらさぎ看護大学 恋愛カルテ (MF文庫ダ・ヴィンチ)しらさぎ看護大学 恋愛カルテ (MF文庫ダ・ヴィンチ)感想
吉野北高が面白かったので、読んでみました。花のキャラクターが、落ち込みも凄いけれど、基本元気で直球で、気持ちがよかったです。歯切れの良い台詞と、細かい心情描写に惹かれて、いっきに読んでしまいました。「初恋は呪いだ」というのは、わかる気もします。実は、市之瀬くんが良い味出していると思います。
読了日:12月19日 著者:山本 渚


さよならドビュッシー (宝島社文庫)さよならドビュッシー (宝島社文庫)感想
ちょっと都合良すぎるよね?と思う部分もありましたが。主人公も、お爺さんも、岬先生も、外科の先生も、登場人物の必死さがひしひしと伝わってきて、感動しました。ピアノのシーンが圧巻です。冒頭の練習風景から「そうそう。そうなんだよね〜〜」と共感しまくり。コンクール前の緊張感も、あの舞台の興奮も、伝わった時の感動も、結果発表を待つ雰囲気も、生の感覚が呼びさまされるようでした。選曲もいい。ドビュッシーの音楽が、壮絶な物語に優しく寄り添っていて、哀しさと覚悟を決めた美しさが聴こえるようでした。
読了日:12月18日 著者:中山 七里


いいなりゴハン 1 (ヤングジャンプコミックス)いいなりゴハン 1 (ヤングジャンプコミックス)感想
ホルモンって、焼き方が重要だったのですね。ほとんど食べてことがなかったのですが、この漫画を読んで行ってみたくなりました。
読了日:12月16日 著者:森繁 拓真

小説 ちはやふる 中学生編(2) (KCデラックス)小説 ちはやふる 中学生編(2) (KCデラックス)感想
小説と漫画では、表現できるものが少し変わると思います。この作品は、競技かるたについて詳しく書かれていて、楽しめました。競技中の姿勢、渡り手の弱点、札の配置効果など、まんがよりも小説のほうが説明しやすい(と思われる)事柄がきちんと書かれていて、「小説にする良さ」を感じました。
読了日:12月16日 著者:時海 結以

奇貨奇貨感想
言葉は、あいまいだったものを形にする力がある。それは時に快感で、時に癒され、時に胸をえぐる。これは、あまりにも鋭い言葉に満ちた作品で、心に刺さった。
読了日:12月16日 著者:松浦 理英子

真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)感想
ちょっとびっくりな展開でした。希実ちゃん!次巻がどうなるのか、ドキドキです。そしてクレさんの包容力に、やっぱり憧れます。本当にこれを読むと、美味しいパンが食べたくなります。深夜に開いているパン屋さんがあったら、行きたいかも。
読了日:12月15日 著者:大沼紀子

ちはやふる(19) (BE LOVE KC)ちはやふる(19) (BE LOVE KC)感想
試合の緊張感と、その中でどんどん成長してゆく千早と太一の姿に惹かれました。 千早も太一も決してかるたの天才じゃなくて。いろんなものにぶつかりながら成長していく姿が素敵だと思いました。
読了日:12月13日 著者:末次 由紀

海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)感想
殺人もおこらないし、ミステリーもない。あたりまえの言葉で、あたりまえの、それでも続いてゆく日常が描かれている。そして、それぞれの人々の心の動き、言葉のひとつひとつに心が掴まれる。凄いなあ、と思う。この作品は、もう芸術だと、いつも思う。
読了日:12月13日 著者:吉田 秋生

チア男子!!チア男子!!感想
人と人のつながり、信頼を描いていて、学生時代の「何ともいえない熱」を思い出しました。確かに技が文章だけだとわかりにくいので、映画化を望みます。漫画も出ているのですね〜。読んでみたいな。
読了日:12月12日 著者:朝井 リョウ

イルミネーション・キスイルミネーション・キス感想
恋は、心の深いところをナイフで刺される感じだけど、愛は、いろんなものを溶かしてしまう感じがします。これは、さまざまな形の愛のキスを描いた短編集かな、と思いました。さりげなく、仕事の厳しさとか、世間の痛みが書かれていて、恋愛描写よりもむしろ、そちらに惹かれました。
読了日:12月11日 著者:橋本 紡

タラ・ダンカン 4 ドラゴンの裏切り 下タラ・ダンカン 4 ドラゴンの裏切り 下感想
フランス作品は恋愛要素がふんだんです…。訳が微妙に直訳で、初めは読みにくかったのですが、さすがに慣れてきました。それにしても…韻を訳すと、日本語だと「駄洒落」みたいになってしまいますね…。
読了日:12月10日 著者:ソフィー・オドゥワン=マミコニアン

タラ・ダンカン 4  ドラゴンの裏切り 上タラ・ダンカン 4 ドラゴンの裏切り 上感想
キャラクターの性格が、だんだんわかってきて、楽しいです。カルは、作者に愛されていると感じます。
読了日:12月10日 著者:ソフィー・オドゥワン=マミコニアン

RDG6 レッドデータガール    星降る夜に願うこと (カドカワ銀のさじシリーズ)RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと (カドカワ銀のさじシリーズ)感想
ついに読み終わってしまいました。 未来はまだけっして決まっていないということ。今のひとつづつの積み重ねで、未来を変えてゆけるということ。希望に満ちたラストで、とてもよかったです。また、人と人との繋がりについて、いろいろと考えさせられる本でした。
読了日:12月8日 著者:荻原 規子

きのう何食べた?(7) (モーニング KC)きのう何食べた?(7) (モーニング KC)
読了日:12月7日 著者:よしなが ふみ
大奥 第9巻 (ジェッツコミックス)大奥 第9巻 (ジェッツコミックス)
読了日:12月7日 著者:よしなが ふみ
神去なあなあ日常 (徳間文庫)神去なあなあ日常 (徳間文庫)感想
軽い文体でとても読みやすいけれど、、森が荒れる事実とか、林業の高齢化問題とか、けっこう厳しい現実が書かれていて、読んでいてちょっとだけキツかった。神去って名前も、「去」って字が喉にひっかかった小骨みたいに、チクチクした。本当に山って今、子供がいないのよ。高校がないから、みんな出て行ってしまうし。 これを読んで「林業いいかも?」と思ってくれる人がいるといいな。
読了日:12月5日 著者:三浦しをん
ステップステップ感想
暇だったので店番しながら読んでいたら、涙がぶわっと出てしまって、焦りました。ダメです。こうゆう本はきちんと一人で読まないと。 ずっと気になっていた作者の方の本でした。今後いろいろ読んでみたいと思います。
読了日:12月4日 著者:重松 清
タラ・ダンカン〈3〉魔法の王杖〈下〉タラ・ダンカン〈3〉魔法の王杖〈下〉感想
展開が早くて、びっくりです。細部設定の面白さに惹かれて、ついつい読んでしまいます。
読了日:12月2日 著者:ソフィー オドゥワン=マミコニアン
タラ・ダンカン〈3〉魔法の王杖〈上〉タラ・ダンカン〈3〉魔法の王杖〈上〉感想
恋愛要素満載。フランスだなあ。
読了日:12月1日 著者:ソフィー オドゥワン=マミコニアン
シャーロック・ホームズの生還 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)シャーロック・ホームズの生還 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)感想
BBCのSHERLOCKが面白かったので読んでいます。事件の加害者に向けられる目が意外と優しかったりもして、よかったです。 小学生で読んだよきは、単なる謎解きとして読んだけれど、今読んでみると、事件にからむひとりひとりの心の動きこそ、興味深いです。
読了日:12月1日 著者:アーサー・コナン・ドイル
おんなの窓 4おんなの窓 4感想
笑った〜。 広すぎる家がいやとか、ちびとクロが混乱するとか、眠る子供の周りをにぎやかにしたりとか、まったく「うわあ。その発想はなかったけど、なんかわかる」という微妙なところをついてくるのが、楽しかった。
読了日:11月29日 著者:伊藤 理佐
北斗 ある殺人者の回心北斗 ある殺人者の回心感想
児童虐待、殺人、裁判と衝撃的で悲惨な事柄を書いているにもかかわらず、この作品には一貫して、人の優しさや愛情が感じられました。悲しいこともある、どうにもならないこともある、でも、それだけじゃない。 最後、北斗の気持ちが変化してゆく様子が、とても印象に残りました。
読了日:11月28日 著者:石田 衣良
ぴんとこな(8) (フラワーコミックス〔チーズ!〕)ぴんとこな(8) (フラワーコミックス〔チーズ!〕)感想
冒頭の部分、先代と一弥のおばあさんの関係が気になるところです。今後の展開にどうからんでくるのだろう?
読了日:11月27日 著者:嶋木あこ
逆回りのお散歩逆回りのお散歩感想
少し、作風が変わった?のでしょうか??「小説すばる」12月号の三崎亜記先生の短編ではないですが、1割何か喪失したような、不思議な感じがしました。 デビュー当時から読んでいる作家さんなので、これからも期待しております。
読了日:11月25日 著者:三崎 亜記
ましろのおと(7) (講談社コミックス月刊マガジン)ましろのおと(7) (講談社コミックス月刊マガジン)
読了日:11月22日 著者:羅川 真里茂
本からはじまる物語本からはじまる物語感想
風邪をひいてしまったので、少しづつ読める本にしてみました。時々うとうと眠りながら読みました(汗) 本が飛ぶイメージって、やっぱりけっこうあるものなのでしょうか? 「十一月の約束」「読書家ロップ」「23時のブックストア」が面白かったです。最後の三崎亜記先生の「The Book Day」が、美しい映像が浮かんで、印象に残りました。
読了日:11月21日 著者:恩田 陸,今江 祥智,朱川 湊人,三崎 亜記,有栖川 有栖,二階堂 黎人,阿刀田 高,本多 孝好,内海 隆一郎,梨本 香歩,篠田 節子,市川 拓司,石田 衣良,山崎 洋子,大道 珠貴,いしい しんじ,山本 一力,柴崎 友香
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)感想
ずっと読みたかった本を、映画化をきっかけに手にとってみました。読んでみて衝撃を受けました。 まっすぐに、正しいだけで生きられない、やっかいなものを抱えながら、それでも生きてゆく人々の描写が生々しくて、まるで彼らがすぐ傍にいるように感じられました。 この本は、説教しないし、正しいことも示さない。ただ、ふがいない自分を、そのまま認めてくれました。そして、あちこちにちりばめられている優しさや愛情に、ひとひらの温もりを感じることができました。
読了日:11月19日 著者:窪 美澄
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)感想
読みだしたら、とまらなくなってしまった。紙の本への愛着を感じる一冊だった。
読了日:11月17日 著者:三上 延
ツナグ (新潮文庫)ツナグ (新潮文庫)感想
使者のことも描かれているのが、新鮮だった。たくさんの物語が詰め込まれていて、1冊読んだだけなのに、数冊分読んだお得感があった。
読了日:11月14日 著者:辻村 深月
氷菓 (角川文庫)氷菓 (角川文庫)感想
氷菓の謎解きが印象に残りました。続編も読んでみようかな。
読了日:11月13日 著者:米澤 穂信

2012年に読んだ本まとめ
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