紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

プーシキンの誕生日

本日6月6日は、プーシキンの誕生日なのですね(#^^#)

ロシア文学の基礎を築いたとされるプーシキンですが
そんな堅苦しい歴史的なことを抜きにしても
彼の文章が大好きです。

繊細な心配り、心の綾をときほぐす文。

プーシキンの誕生日に
彼の詩から、小さな、そして胸に響く言葉たちを。


「野ずえにのこる遅咲きの花は
 あでやかな初花よりも愛(めず)らしく
 かなしい夢のよすがともなる。
 ひとのわかれのときもまた
 あまい出会いのときよりふかく
 こころにのこることもある」


秋を愛したプーシキンらしい言葉だと思います。

いつか原文できちんと読み、味わえるようになりたいです。


プーシキン詩集 (岩波文庫)

プーシキン詩集 (岩波文庫)