紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

音取り(おととり)と譜読み

先日、ピアノ教室をうろうろしていたら(自分のレッスンがあったから)
娘のお友達のお母様にお会いしました。
今度の発表会の曲が決まったとのことで、いろいろ話をしていた時に
私、ついうっかりと
「これだけ課題があると、音取り(おととり)も大変ですね〜」
と言ってしまったのです。

ピアノ関係者の方はもうわかりました?(^_^;)

「音取り!久しぶりにその単語聞きました。声楽関係だとそう言いますよね」
との返事に
「え?私、今「おととり」って言った???」
「あれ?ピアノでは何て言うんだったっけ(^_^;)」
と動揺しまくり。
「譜読みです!」と教えていただきました。
「あ〜合唱やってたので(^_^;)あはははは」と頭をかきかき…。

そう、音取り(おととり)って、合唱用語なんですよね。確か。
ピアノでは「譜読み」

音取りというと、全体の音楽の中から自分のパートの音を取り出すイメージと
正確に音を聴いて再生できるようにする(音を体に染み込ませる)イメージがあります。
で、譜読みは、楽譜全体を読みこんで、和声とか曲の構成も考えるイメージです。
(あくまで私個人のイメージです)

そうすると、楽譜全てを弾いて、全体を読みこむ必要のあるピアノでは、やっぱり「譜読み」。
ピアノでは、ピッチを合わせることは考えなくていいし(それは調律士さんのお仕事)。

じゃあ、ほかの楽器(たとえばオーケストラの楽器)では、何て言ってみえるのでしょう??
今度吹奏楽やっている人に会ったら聞いてみよう〜〜