紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

マズルカ

昨日から、ちょっと休暇に入りました。
数年に一度の大型連休です(笑)
なんと10月末までお休みです♡
でも、それが終わったら、12月30日まで働きますよ〜〜。

そんな休暇を狙ったかのように、
アマゾンから「買いませんかメール」が届きました。

ルービンシュタインショパンマズルカ全集」

どうして、こうも上手に、人の弱点をついてくるかな、アマゾン…(・_・;)
本当は、サンソン・フランソワの「マズルカ全集」が欲しいのですが
こちらはあまりにも高額なので(^_^;)
でも、いいんですよ〜。サンソン・フランソワマズルカ
おしゃれで。

マズルカ全集」は既に
アシュケナージ氏のと、ステファンスカ氏の全集を持っているんです。
(自分のマズルカ好きにちょっと怖れをなしています…)
これ以上、さらに…ルービンシュタイン…。
欲望って、限りがないですね。いかんいかん。

ショパンにはまるのに、何故「マズルカ」なのか。
もっと、ほかにはまる曲はあるはずなんですけれど…。

もっとも、初めて自分が購入したカセットテープ(当時はCDがない時代…)は
ショパンエチュードでした…。
子供の頃は、ショパンのワルツやエチュードに惹かれ
少し成長してからは、バラードやポロネーズに惹かれ
現在はマズルカ

マズルカ好きとしては、この魅力をぜひとも伝えたいところなんですが。
何がいいのかと聞かれると、
「弾いて楽しい…」と…つい答えたくなります。

あの独特なリズム、歌う旋律、中声部の意外性
舞曲としての楽しさなどなど
噛めば噛むほど味が出るというか。
いろいろな弾き方を楽しめるというか…。

う〜〜ん??

ワルツやエチュードを弾く時、かなりいろいろ意識して弾くんです。
可憐にとか、優しくとか、音の柔らかさ、とか
曲を作っているな、という感覚がある。

でも、マズルカを弾いていると、ロック調というか?
音にそのままの形で、自分を載せられるというか?
もちろん、曲を作っている感覚はあるのですが
ワルツが正装だとしたら、マズルカはもっとくつろいだ、プライベートな感覚。

弾いたり、聴いたりしていると、いろいろな情景が見えてくるようで。
沢山の人に会えるような感覚があります。酒場で歌っているおじさんとか
可憐に踊り出す美人の踊り子さん、音をかき鳴らす人々、
村祭りで広場で踊りだす子供たち、
わらいさざめく声、酔って騒ぎだす人々。泣いている人、笑っている人、
恋をしている人、ふられちゃった人…。

ピアノを弾く時、楽譜を開けて「こんにちは」と言いたくなる感じ。

少しでも、伝わっているかな??

こんな文章で、少しでもマズルカの魅力が伝わったら嬉しいです。