紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

読書メーター 7月第三週分

今週は冊数は少ないものの、すべての本が良かったです。特に「生きるぼくら」は良作。
豊作豊作(*^_^*)


2013年7月15日 - 2013年7月21日の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1005ページ

わたしのスズメ研究 (やさしい科学)わたしのスズメ研究 (やさしい科学)
スズメ大好きです。夏から秋にかけて街路樹に群れているすずめたちが、なぜそこにいるのか、時々おなかの毛が抜けている雀はいるのはどうしてなのか、今までのいろいろな疑問が解決しました!それにしても。すずめかわいい。☆☆☆
読了日:07月21日 著者:佐野 昌男

生きるぼくら生きるぼくら
久しぶりに心から『いい本を読んだな』と思えた本でした。冒頭のいじめのシーンがつらくて、ひきこもる『人生』の姿が胸に迫り、苦しかった分、後半の生き生きとした描写にゆすぶられました。土って、いいですよね。たくさんの虫がいて、葉が枯れて土に還り、ふかふかになった土。そこでの農作業って、実際には、自分自身も虫に食われるし、夏は洒落にならないくらい暑いし、腰も痛くなるし。苦しいし辛いのに、日々すさまじい勢いで育つ作物の生命力にはいつだって圧倒されます。☆☆☆☆
読了日:07月20日 著者:原田マハ

空色勾玉 (徳間文庫)空色勾玉 (徳間文庫)
ずっと以前、子供をお腹に授かっていた時、「これ面白いから読んでみて」と友人から借りて読みました。妊娠中は惨いシーンが多く、なかなか読めなかったのですが、今回は人の物語として興味深く読むことができました。(妊娠中は、味の好みだけでなく、読書の好みまで変化していました…)鳥彦のカラス、稚羽矢と馬との関係など、RDGに通じてゆくものがあるなあと、そういう意味でも興味深く読みました。☆☆☆
読了日:07月16日 著者:荻原 規子

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