紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

プロコフィエフ自伝随筆集。

今日は、プロコフィエフ自伝随筆集を読みました。面白かった〜〜。
読書メーターの記録から自分の感想をコピーしてみました(苦笑)

プロコフィエフという作曲家自身が書いた自伝及び随筆集。「ロミオとジュリエット」「シンデレラ」など有名ですよね。音楽院時代に「級友全員の授業中のすべてのミスをきれいに統計図表化することを思いついてから、級友たちはわたしに激怒していた」とか、いたずらっ子である自分をそのまま書いているところも楽しい(*^_^*)バレエ「ロミオとジュリエット」をハッピーエンドにしようとしたとか、びっくり情報も(笑)後半の「音楽と人生」という随筆は胸に沁みた。「作曲家は人間、人類に仕える義務がある。人間の生活を美化しそして守らなければならない。まず作曲家自身が市民でなければならない。そうすればその芸術は意識的に人間の生活を褒めたたえて、人々を輝かしい未来に導くだろう。それが芸術の不変の掟だとわたしは思う」 二度の大戦をくぐりぬけた作者の言葉は、重く響く。

この本は実はずいぶん前に、ある人から勧められたんです。
今頃読んでいて何ですが^^;

プロコフィエフという作曲家が好きになってしまいました!
明日牛田君のリサイタルでも戦争ソナタ7番を聴くことができます。
嬉しいな(*^_^*)

プロコフィエフ 自伝/随想集

プロコフィエフ 自伝/随想集