紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

読書メーター記録 4月第三週分

2013年4月15日 - 2013年4月21日の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:964ページ

みをつくし献立帖 (ハルキ文庫 た 19-9 時代小説文庫)みをつくし献立帖 (ハルキ文庫 た 19-9 時代小説文庫)
高田郁さんのお人柄に惚れました。みおつくしのシリーズが面白いのも、文章から滲み出るものがあるからなのかな、と。料理の写真を見て、あらためて、家でも作ってみたくなりました。料理をする喜びを感じられる一冊でした。☆☆☆
読了日:04月18日 著者:高田 郁

とんび (角川文庫)とんび (角川文庫)
ヤスさん、不器用すぎるよ〜(涙)海に降る雪と手のひらの温もり、そしてアキラの作文に泣かされました。一人娘を育てる親としては、子供の自立の淋しさは、身に迫るものがあります。親は、何を思うとしても、最後には子の願いには勝てないし、勝ってはいけないんだと、胸をつかれる想いでした。☆☆☆
読了日:04月17日 著者:重松 清

なでし子物語 (一般書)なでし子物語 (一般書)
時々、こつんと結び目にぶつかるかのような文章のリズムが、訥々とした雰囲気によくあっていて、ちょっと癖になりそうです。子供たちの健気さと、愛を求める姿に、何度も胸にじわりとこみ上げるものがありました。立海と耀子のこれからは、決して楽な道ではないけれど、青井先生や照子、峰生の皆がいるから、きっと大丈夫。そう思える本でした。☆☆☆☆
読了日:04月15日 著者:伊吹 有喜

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