紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

読書メーター 12月第二週分

この週は漫画祭りでしたね(^_^;)でも良い作品にたくさん出会えました。高田郁さんの「ふるさと銀河線」と「ちはやふる」はついに☆5つ。

2013年12月9日 - 2013年12月15日の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1735ページ

綿の国星 (第1巻) (白泉社文庫)綿の国星 (第1巻) (白泉社文庫)
漫画祭り中(笑)小学生の頃に読んで以来です。本屋さんで見かけて、ひどく懐かしくなって購入してしまいました。あの頃確かに読んだはずなのに、感じることがとても違う。小学生当時は、ラフィエルが憧れと恐怖の対象で、ちび猫がお母さんに好かれたくてたまらなかったです。懐かしい自分に久しぶりに会うと同時に、今の自分の視点で、お母さんの愛情、葛藤、時夫さんの苦悩など、あの頃には感じることのできなかった感情に出会えました。擬人化されているけれど、やっぱり猫らしくって(*^_^*)大切に読んでゆきたい漫画です。☆☆☆
読了日:12月15日 著者:大島 弓子

日常 (9) (カドカワコミックス・エース)日常 (9) (カドカワコミックス・エース)
大笑い(*^_^*)最後のはかせにびっくりしました。さかもと、あいかわらず=^_^=家族皆で取り合って読みました。☆☆
読了日:12月15日 著者:あらゐ けいいち

谷川史子純愛読みきり集 S (集英社文庫 た 68-7)谷川史子純愛読みきり集 S (集英社文庫 た 68-7)
人を好きになるのは、白か黒かでは割り切れない。選んだ人以外にも、心を少し持っていかれたりもする。その人を愛したくても、愛しきれないことだってある。実らなかった恋も、きっと自分にも相手にも、いろいろなものを胸の中に残してゆく。せつない、でもたまらなくかわいらしく、素敵な物語。谷川さん、絵も大好きなんです。☆☆☆
読了日:12月15日 著者:谷川 史子

ふるさと銀河線 軌道春秋 (双葉文庫)ふるさと銀河線 軌道春秋 (双葉文庫)
良かった。苦しくて眠れない夜に、小さな灯となって寄り添ってくれる、とても貴重な本です。どんな自分でも生きていていいんだって思える本。☆☆☆☆☆
読了日:12月14日 著者:高田 郁

小説 ちはやふる 中学生編(4) (KCデラックス)小説 ちはやふる 中学生編(4) (KCデラックス)
漫画新作を読んだ勢いでこちらも読みました。奏ちゃんが、たまらん可愛い巻です。漫画と同時に読むと、湿度とテンポの差がちょっと気になります。小説のほうが若干湿度高め。☆☆
読了日:12月13日 著者:時海 結以

ちはやふる(23) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(23) (Be・Loveコミックス)
深作先生、かっこいいな…。「たいていのチャンスのドアにはノブが無い」深いです!!周防名人も、私の中で株急上昇中です。太一の駆け引き上手もいいですね(笑)菫ちゃんの切なさも、たまらないです。本当にこの作品の登場人物は、須藤先輩も女帝も、皆素敵な人ばかりです。たくさんのままならなさと情熱の狭間で、感動が何度も押し寄せます。☆☆☆☆☆
読了日:12月13日 著者:末次 由紀

ハルモニアハルモニア
読了日:12月11日 著者:鹿島田 真希

芙蓉千里芙蓉千里
フミの鮮烈な勢いがまぶしい一冊でした。寒い冬の暖房も、毎日の食事もお風呂もも「あたりまえ」と思ってしまっている自分をちょっと反省してしまいました。ハルビンの寒さの中で一途な想いで未来へと羽ばたこうとする主人公が、必死に考え、花開こうとする姿が可憐です。女郎ものですが、どこかカラリとした雰囲気なのも、読みやすかったです。☆☆☆
読了日:12月11日 著者:須賀 しのぶ

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