紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

外国語を学ぶときに

外国語を学んでいて、

ただの記号にしか見えなかった単語が

ひとつの言葉として、自分の中で命を持ち始める瞬間が

ふとわかる時があって

 

そんな時に、なんだか、じわあと感動します。

 

学生時代は、テストに追われて、そんなこと考えたこともなかったし

英語は超がつくほどの苦手科目だったのですけれどね。

 

人生何があるかわからないのが、面白いです。

 

年のせいか、命を持ったはずの単語が、ぼろぼろとまた記号にもどって

しまう瞬間もあって(苦笑)

まあ、そんなことを感じるのも、乙なものでしょうと

思うことにしています。

 

 

今、プーシキンの詩の朗読の練習をやっているのですが

はじめは、

何これ?何かの暗号か?

だった詩が

 

何度も何度も繰り返し読んでいる間に

先生に指導していただく間に

ロシア語のままで、

ふと情景が浮かんだり、

言葉の心情に、ふと胸が締め付けられたりして

 

言葉は凄いな。なんて思うのです。

 

ん?凄いのはプーシキンかな?