紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

ロシア詩の朗読を少し教えていただきました。

少し前に、ロシア語を習いに通っている

日本ユーラシア協会での、ヨールカ祭(クリスマス会)に参加させていただき、そこで、プーシキンの詩の朗読をさせていただきました。

 

詩の朗読にあたり、いろいろ先生にご指導をしていただきました。

 

詩の言葉、描かれている情景について

深く深く考え

そして、当時の様子、プーシキンの生き方

いつ書かれた詩であるのかを考える機会をいただきました。

 

そして、「全ての言葉を同じように読まないように」との注意をしていただきました。大切な言葉、ここぞ、という単語は大きく読み、そうでない言葉はひかえて読むのだそうです。

そして、詩が全体でどのような構成になっているかを考え

詩のクライマックス、もっとも「もりあがる」ところはどこかを考え

それに向かって、どう読んでいくのか。

どう終わってゆくのかを考える機会をいただきました。

 

「テキストは、とりあえず持ってもいいけれど。

 一応の確認のためだけで」とも指導していただきました。

 

そしてもっとも大切なこととして

「言葉を心で読みなさい」

「心から詩の心情を感じて、あなたの心で読み、心を表現するのです」と、

何度も、何度もおっしゃってくださいました。

 

これが、なかなか難しくて。

照れてしまったり。

抑揚がなく、同じように淡々と読んでしまったりしてしまうのです。

 

何度も何度も繰り返し練習する間に

まるで、音楽を作っているようだと、思えてきました。

 

詩の朗読も、なかなか、深いです。

 

来年もまた、挑戦してみたいな、と思っています。

来年はもう少し早くから準備して

きちんと暗記して、もっともっと詩の心を感じて読めるようになりたいです。