頑張らないための努力を惜しまない
腎臓を悪くしてから、以前に比べて疲れやすくなりました。
そんな自分に、癌を患い、手術後の様々なトラブルを乗り越えてきている友人が
とても大切なことを教えてくれました。
「頑張らないための努力を惜しまない」です。
とにかく、「頑張ればなんとかなる」とか、「がむしゃらに頑張る」という考えは、捨ててしまえと言われました。
「私達は、今までと同じように動く体力がないのだから、少しでも省エネでやれる工夫が必要なのだ」
「行動を起こす前に、どうすれば最も効率よくゴールにたどり着けるかを徹底的に考えろ」と言うのです。「動きを最小限にするには、どうしたらよいかを工夫すること」「何かをする時の努力は、手順を工夫することに6割の努力を払い、行動は4割以下の努力を払うくらいと考えておく」と。
確かに、実生活の中でも、ちょっとした工夫で、かなり「楽に」なることも多いことに気が付き始めました。
例えば洗濯物を干す時。
今までは、当然のように、洗濯機から出してきた洗濯物を、物干しのあるところに運び、立ったまま、足元にある洗濯籠から洗濯物を取り出して干していました。
これが最近、ちょっと大変になってきたのです。
そこで。洗濯の仕方を次のように変えてみました。
干す場所は、リビング。低めの高さにセットした洋服をかけるためのハンバーラックと椅子を準備。椅子に腰かけたまま、洗濯籠から洗濯物を取り出してハンガーラックに干してゆきます。最後に洗濯物を、外の物干し竿にかけに行くのです。
凄く楽になりました!
座っているのと、ハンガーラックの高さが低いことで、洗濯物を干すときの動きが少しで済むのです。しかもリビングは夏涼しくて冬暖かい。
工夫って、大切なんだなあと感じる今日この頃です。
でも、基本、バタバタと効率悪い人なので
友達からは、あきれられていると思います(笑)
ちなみに
効率よくするためには「物をできる限り減らす」「きちんと整理整頓する」ことがとても大切なのだと、多くの方に諭されるのですが……。
どうしても、これが苦手なんです。とほほん。