紅茶片手に読書している。そして音楽を聴きながら

本の感想、コンサート記録など書いています。

12月分読書メーター

年末は、へうげものを久しぶりに再読したり

風立ちぬ」を再読したりしていました。

へうげもの。ずいぶん前に読んだ時は、新解釈の歴史ものとして読んだのですが、

ここ数年、よく音楽を聴いたり、コンクールを聴いたりするようになったこともあり、

「芸術」について「価値観」について、しみじみと感じる再読となりました。

 

昨年は、コロナ禍の煽りをおもいっきり受けまして……

自営でやっております仕事方面では大きな変化の年となりました。

今のままでは、どうにもならなくなっていたところ

年末にご縁をいただいたことから、大改革を行うことになり、

この年始から新しいことが始まります。

もうこの変化は元には戻らないだろうと思っています。

 

これからの新しい年は

新しい自分を作ってゆきたいと思っています。

元旦から、新しい出会い、新たな縁もありました。

この新しい縁は、まだまだ小さな種ですが

大切に育ててゆきたいと思っています。

 

読書のほうは、今年は、昨年から引き続き

失われた時を求めて」を、ゆっくりと読み進め、

ブルガーゴフにも挑んでゆきたいと思っています。

 

何かと、いろいろあるので。

読書は、ぼちぼち、ね。

 

寝る前の読書タイムが、今は至福の時間です。

(すぐ寝ちゃうから、読書はなかなか進まないのだけれど)

 

今年も昨年に引き続き

というか、さらに大変な年になるであろうと覚悟しています。

 

嵐の時代の中で

しっかり足を踏みしめて

生きるために戦ってゆきたいです。

 

そして、そのためにも、たくさん休んで

心と身体を労わってゆこうと思っています。

 

ここを、読んでくださる皆様

どんな暗闇の中にも、愛がありますように。

光がありますように。

少しでも多くの幸せがありますように。

 

藁を掴んでも何でも

生き抜いてゆきましょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:384
ナイス数:32

戦争は女の顔をしていない 2戦争は女の顔をしていない 2感想
 この漫画もお気に入りのシリーズ。この漫画1はずいぶん売れたようですが、2もたくさん読まれると嬉しいな。旧ソビエトの女性兵士たちのインタビューを漫画にしたものです。

一人の人間の中にある、二つの真実。一緒にお茶を飲み語りあい心を分け合った時。それも真実だけれど、社会の中の自分の立場を考えた真実が同時に存在する。そして、社会の中では、後者を大切にしたいのだ。インタビューを受けた者であれば、その違いの残酷さもわかる。人の面白さ。

 

帯の言葉が良いです。「この本は理解するためのものではありません。理解していないことを知るための本です。そう簡単にわかってたまるものではないのです。(中略)元兵士たち、あの戦争、あの時代、あの国…いや、そもそも人というものについて、我々がなにを知っているというのか」


読了日:12月31日 著者:小梅 けいと
ここは今から倫理です。 5 (ヤングジャンプコミックス)ここは今から倫理です。 5 (ヤングジャンプコミックス)感想
いつも、胸に残る言葉をたくさんくれる漫画。 「正しい場所に悪い人が来ることはあっても、悪い場所に正しい人が来ることはない」 「人間は常に自分が耐えられるギリギリの試練があった方が精神的にはいい」 それだけ聞いたら「ふうん」ですませてしまう言葉たちが 心に響く言葉となって胸に落ちてゆく。 そういった自分にとって貴重な漫画のひとつです。
読了日:12月31日 著者:雨瀬 シオリ

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